賛助店めぐり
今月の賛助店 「赤坂 口悦」
今月は長年、赤坂の名料亭として各界の著名人に愛され、惜しまれながら平成29年12月に現在地に移転し、割烹として生まれ変わった「赤坂 口悦」(二代目女将渡邉純子様)にご協力いただきました。
先代が営んだ料亭「長谷川」の流れを汲み、昭和37年に赤坂の地で営業を始め、当時の映画監督小津安二郎氏が「口が悦ぶように」と命名されたもので、表札の文字は画家中川一政氏によります。
「赤坂 口悦」は歴代の首相で訪れたことのない人はいないといわれます。昭和40年代に60軒ほどあった赤坂の料亭は今や3、4軒となり、時代の変遷はめまぐるしい。ビルの中の新店舗は料亭「口悦」の木材、障子、絵画、敷石などを利用し、昔と変わらぬ風格のある空間が再現されております。店内は個室のないカウンター主体のメインダイニングとバーラウンジで構成され、旬の食材を吟味した料理は、撥子や鮟肝等の定番の酒肴と丸鍋、ふぐ料理等が喜ばれています。
新舞台を預かるのは本会理事で料理長の日比野隆宏氏です。「赤坂 口悦」様の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。
「赤坂 口悦」
〒107-0052 東京都港区赤坂6-6-27 赤坂パークサイドビル
【電話】03-3585-0321
【交通】千代田線赤坂駅3分、丸ノ内線国会議事堂前駅6分、銀座線溜池山王駅6分