賛助店めぐり
今月の賛助店 赤坂「外松」
今月は知る人ぞ知る料亭赤坂「外松」(社長外松雅子様)にご協力いただきました。昭和50年に本場下関にて創業。56年には高級料亭がひしめく東京赤坂に出店、平成30年2月に現在地に移転し今日に至っています。
かの魯山人をして世界の食材で「ふぐにまさる物はない」と言わしめたふぐ。古来縄文時代より食されていたといわれる布久(ふく)も有毒故に豊臣秀吉の頃、ふぐ食禁止令が出され、明治半ば迄全面禁止となっていました。明治21年、山口県で初めてふぐ食が解禁されて全国に広まり、主にふぐちり、ふぐ雑炊など、冬の鍋料理として普及しました。近年は薄造りの刺身が人気となり、四季を通して親しまれるようになりました。
「外松」では二枚引きのふく刺しを中心に、夏は会席、すっぽん・鰻・夏ふくの各コース。冬はふく・鰻の各コースがあり、夏は20,000円コースより、冬は25,000円より。客層も場所柄、政財界のトップクラスで占められており、料亭政治の一端を担うこの舞台、技術を発揮するのは本会技術理事で料理長の加藤秀樹氏です。赤坂「外松」様のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。
赤坂「外松」
〒107-0052 東京都港区赤坂6-2-12
【電話】03-3588-3244
【交通】千代田線赤坂駅下車3分