師走の江戸好み '薬味好き'より

賛助店めぐり

今月の賛助店 江戸割烹「米村」

 今月は、いなせな心意気と伝統の味を今に伝え、江戸料理を現代に生かす江戸割烹「米村」(藤野泰弘社長)様にご協力いただきました。

 江戸割烹「米村」は昭和8年の創業より多くの小説家や洋画家、財界人に愛されてきました。江戸後期の宝暦~天明年間に料理人向けの専門書や庶民向けの食材の蘊蓄、美味談義の本が登場し、料理文化に花が咲きました。江戸開府より全国から人や物が集まった江戸は食の宝庫でした。米村の料理はそんな江戸料理の中から現代風にアレンジした“新江戸料理”にチャレンジしています。

 接待やお祝い、記念日などのお席に欠かせない完全個室をご用意しています。雪見障子越しに屋内の坪が醸し出す竹の間など、掘り炬燵式のお座敷3室、カウンター9席を擁し、趣のある美術品、調度品をしつらえたお部屋で旬の贅沢な食材をふんだんに使用した会席料理を賞味することができます。

 この由緒ある舞台で技術を発揮するのは給料理長で本会副理事長の富田正藤氏です。

 江戸割烹「米村」様のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。

江戸割烹「米村」

〒104-0061 東京都中央区銀座7-17-18
【電話】03-3541-1723
【交通】地下鉄日比谷線東銀座駅3分

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